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サーバー納期遅延はいつ解消?2026年問題と中東情勢が招くリスクへの2つの確実な備え
リプレイス計画、予定通り進んでいますか?
「発注したサーバーの納期回答が未定のまま…」
「2026年のリプレイスに向けた計画が、半年以上遅れている」
現在、企業のIT担当者様から、このような悲鳴にも似たご相談が急増しています。
2026年度を見据えたリプレイスは、多くの企業にとって避けて通れない重要な経営課題です。しかし、予期せぬ市場の変化により、これまで通りに機器が調達できない事態が発生しています。
本記事では、長期化する「サーバー納期遅延」の複合的な原因と、「新しいサーバーが届かない」というピンチを乗り切るために、今すぐ検討すべき『2つの現実的な選択肢』についてお話しします。
目次
なぜ今、サーバーは届かないのか? 解消は2027年以降とも
結論からお伝えすると、この納期遅延は一過性のものではありません。複数の要因が重なり合い、長期化の様相を呈しています。
1. AI需要による半導体市場の構造変化
最大の原因は、世界的な「AI(人工知能)ブーム」です。
データセンターではAI処理のために超高性能なメモリが大量に必要とされています。半導体メーカー各社は、利益率の高いこれらAI向け高性能メモリの生産ラインを最優先させており、そのしわ寄せとして、一般的なビジネスサーバーに使用される標準的なメモリや部材の供給不足が続いています。
2. 中東情勢などを背景とした「物流・サプライチェーンの混乱」
さらに追い打ちをかけているのが、昨今の中東情勢をはじめとする地政学的リスクです。
紛争による主要航路(紅海など)の不安定化は、部材や機器の輸送ルート変更(迂回)を余儀なくさせ、物理的な輸送時間を長期化させています。
また、原油高による輸送コストの上昇などが相まって、「届かない・作れない」という不測の事態がいつ起きてもおかしくない状況です。
専門家の見立てでは、これらの要因により供給が完全に正常化するのは2027年以降になると予測されています。「待てば解決する」という楽観的な見通しを持つことは、現状ではリスクが高いと言わざるを得ません。
「長期戦」への備えは万全ですか? 見落としがちなリスクの確認
ここまでお話しした通り、世界的な供給不足は2027年以降まで続く長期戦の様相を呈しています。
単に「納期が遅れている」だけであれば待てば良い話ですが、もしその間に「不測の事態」が起きた場合、貴社の今の体制で業務を止めずに乗り切れるでしょうか?
【緊急診断】あなたの会社のシステムは大丈夫?
納期遅延の影響を最小限に抑える準備ができているか、一度状況を振り返ってみてください。
□リプレイス予定のサーバー納期が「未定」または「半年以上」と言われた
□リプレイス計画が当初のスケジュールより遅れている
□自社のサーバーやネットワーク機器の「正確な保守終了日」を把握できていない
□「壊れたらその時考える」という運用になっている
□予備機(コールドスタンバイ)を持っていない
1つでも当てはまっていたら納期遅延の影響を受ける可能性が高く、今すぐ「延命保守」か「予備品の確保」が必要です。
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▼ 貴社の機器は大丈夫?まずは確認
> 【主要メーカー対応】ネットワンネクストの「 取扱製品」を見る
※リストにない機器はお問い合わせフォームからご連絡ください
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納期遅延によって生じる「致命的なリスク」
サーバーが届かないことと同様に既存サーバーのメーカー保守が切れてしまうこと(EOL)も問題です。
もし、新サーバーの納品よりも先に、現行機のメーカー保守が終了してしまったらどうなるでしょうか?
・部品枯渇によるシステム停止
メーカー保守が切れると、正規ルートでの部品調達ができなくなります。HDDや電源ユニットがたった1つ故障しただけで、システム全体が復旧不能に陥ります。
・「無防備な空白期間」の発生
「新サーバーが届くまで、壊れないことを祈って使い続ける」。これはBCP(事業継続計画)の観点から非常に危険です。万が一の際、メーカーも助けてくれず、代替機もないという八方塞がりの状態になります。
「新しいサーバーは届かない、メーカー保守の切れたサーバーを使い続けるのも危険」
この身動きが取れない状況こそが、納期遅延がもたらす最大のリスクになってきます。
解決策:納期・情勢に左右されない「2つの備え」
この不確実な状況を乗り切るために、ネットワンネクストでは「延命」と「調達」の2つのサービスをご提案しています。
【解決策1】今ある機器を延命する
「新サーバーの納品待ちだが、現行機の保守期限が先に切れてしまう」
「メーカーサポートがない状態で稼働させるのはリスクが高すぎる」
そんな場合には、メーカーに頼らず既存環境のまま保守期間を延長(延命)するという選択肢があります。
プランA(短期利用): 新サーバーが納品されるまでの「空白期間(数ヶ月~1年)」だけ短期間の保守契約を結び、無防備な状態を回避します。
メリット:
不確定な納期に振り回されることなく、ITインフラ計画の主導権を取り戻せる。
メーカーの延長保守と比較してコストを大幅に削減し、その予算を他のIT戦略へ投資できる。
まだ十分に機能するIT資産を有効活用し、廃棄コストの削減とサステナビリティに貢献する。
プランB(戦略的な長期延命): 価格高騰や物流不安がある時期の購入を見送り、既存システムをさらに数年間稼働させ、最適なリプレイス時期を待ちます。
メリット:
当初のリプレイス計画を維持しながら、予期せぬ納期遅延によって生じるセキュリティリスクや故障リスクを確実にカバーできる。
万が一のトラブルが発生しても、事業を止めることなく、安全に新システムへの移行期間を乗り切れる。
半年や1年といった短期間での契約も可能なため、必要最小限のコストで保険的な備えが実現できる。
【解決策2】即納可能な機器を調達する
「EOL機器の安定稼働のために予備機を確保したい」「販売終了している機器が故障したので、同じ機器を調達したい」
そんな場合には、新品にこだわらず高品質な再生品を調達する方法が非常に有効です。
メリット1:新品に比べスピーディーな納品
新品の発注では半年以上待たされる製品でも、再生品なら在庫があれば比較的短納期で納品が可能です。
メリット2:厳格な品質検査
ネットワンネクストの再生品は、品質管理センターでの厳格な検査を実施しており新品同様の製品が納品可能です。
モノがない時代には「柔軟な調達力」が問われる
まずは確認からはじめましょう
> 機器リストを送って「対応可否」を依頼する
お問い合わせフォーム
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