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第三者保守とは?メーカー保守と比較して後悔しない判断ポイントと選び方

第三者保守とは何かを、メーカー保守との違い・メリット・注意点から解説。後悔しないための判断ポイントと選び方を分かりやすくまとめました。

目次

第三者保守とは

第三者保守とは、メーカーのサポート期間が終了した IT 機器に対し、専門の外部事業者が提供する保守サービスのことを指します。

一般的に、PC やサーバー、ストレージ、ネットワーク機器といった IT 機器は、おおよそ 5 年ほどでメーカーによるサポートが終了します。サポート終了後も機器を使い続ける場合、万が一トラブルが発生してもメーカーの対応は受けられません。

こうした状況において、第三者の保守サービスを活用することで、障害対応やメンテナンスを継続して受けることが可能となります。IT 資産を有効活用しつつ、安定したシステム運用を実現する手段として、多くの企業に採用されています。

メーカー保守とは

メーカー保守とは名前の通り、IT 機器のメーカー、あるいは SIer:システムインテグレーター が購入者に対して行う保守を指します。
通常、IT 機器やソフトウェア等を購入する際にメーカー保守を結ぶことができ、不具合発生時にはメーカーの修理・サポートを受けることができます。 主な内容としては障害が発生した機器の交換、技術情報の提供、障害の調査・解析等となります。ソフトウェアであれば障害やバグの発見、機能改善等が含まれます。

また、メーカー保守は保守締結先の違いにより主に 2 つにわけることができます。
ひとつ目は、SIer と保守契約を結ぶもの、
ふたつ目は直接メーカーと保守契約を締結するものです。


多くの顧客は SIer と保守締結し、障害発生時には SIer に連絡をします。
SIer が障害受付をした後メーカーに問い合わせをし、障害切り分け、保守対応を行います。
技術的な内容に慣れていない場合でも、SIer のカスタマーサポート部隊が受付をするため、細かいサポートを受けやすいのが特徴です。
また、メーカーとの直接の保守契約よりも安価になることもあります。
一方、メーカーと直接保守契約を結ぶ顧客の多くは、技術面で知識を持っている企業です。
技術的知識がある分、メーカーと直接会話することができ、迅速に障害対応することができます。

メーカー保守と第三者保守の主な相違点

メーカー保守はメーカー購入した機器がサポートの対象となります。
製造元のため、障害の調査や解析、技術情報の提供まで手厚いサポートがされます。日本では特にメーカーに高度なサービス品質を求めることも多く、高い要求を満たす結果として保守費用が高くなってしまうこともあります。

一方で第三者保守は、メーカー以外の第三者保守業者から技術力、対応スピード、保守費用、その他条件等を比較して業者を選ぶことができます。
製造メーカーではないためサポート内容に制限はありますが、第三者保守は基本サービスとしてハードウェアの故障を直すことに重きを置いているため、コスト面でメリットがあります。


メーカーではなく第三者に保守を委託するにあたり、技術面等を含めて心配するかもしれません。しかし、蓄積されたナレッジを活用して障害切り分けを行うなど技術面を充実させた第三者保守提供業者も多数あるため、第三者保守を採用する企業も増えてきています。

メーカー保守と第三者保守の比較

ここからはメーカー保守と第三者保守業者である弊社 NEXT 保守サービスのサービス内容の比較をし、主な違いを説明します。
NEXT 保守サービスは対応地域や受付時間、サービス種別等についてはメーカー保守同等のサービス提供が可能です。
その他違いについては、下記項目ごとに分けて説明します。

第三者保守
(NEXT保守サービス)

メーカー保守
対応地域

全国 
※一部機器に制限あり

全国 

対応時間帯

24時間365日

24時間365日

サービス種別

最大24時間365日の
オンサイト・センドバック

最大24時間365日の
オンサイト・センドバック
保守対象

ICT HW全般

各メーカーのHW/SW

保守部材品質

新品と同様の検査手順を
クリアした部材

メーカー認定の保守部材

障害解析

ナレッジベースでの解析支援

解析調査

復旧手順

SIer(NetOne)で実績のある
手順を移管

修正プログラム提供

ライセンスの
入手・再投入
不可 可能
EOL製品の扱い

中古市場で部材が入手できる限り
継続対応 
※事前可否判断有

原則不可

① 保守対象

第三者保守(NEXT 保守サービス)はハードウェアに限定した保守サービスです。
メーカー保守は、ハードウェアのみならず、ソフトウェア、OS、ライセンス等総合的なサポートが可能です

② 保守部材品質

第三者保守(NEXT 保守サービス)の保守部材は新品ではなく、主に中古再生品を使用しています。そのため、メーカー保守終了後も、市場から中古再生品部材が調達できれば継続的に第三者保守サービスの提供が可能です。
一方、メーカー保守は新品やメーカー修理品のパーツを使用して保守を行います。

③ 障害解析

第三者保守(NEXT 保守サービス)は技術ナレッジを活かした障害解析が可能です。メーカー保守と
違い、解析調査結果や修正プログラムの提供はありませんが、過去障害対応したナレッジをベースに障害の切り分けを行います。

④ 復旧手順

第三者保守(NEXT 保守サービス)は、ナレッジベースでの解析支援を提供します。
メーカー保守は契約内容にもよりますが、機器単体の復旧や再設定のみならず、システム、サービス等統合的に復旧を行います。

⑤ ライセンスの入手/再投入

ライセンスとは、ハードウェア等の機器を使用するための購入者自身の使用許諾権になります。一部ハードウェアはライセンス投入をしないと正常に機能を使用することができません。
第三者保守(NEXT 保守サービス)ではライセンス機器については、基本的にはお客様自身でライセンスの付替え(リホスト)を行っていただく必要があります。
一方、メーカー保守の場合は、ライセンスの付替え(リホスト)もサービス内容に含まれており、お客様自身での対応は不要な場合が多いです。

⑥ EOL製品の扱い

第三者保守(NEXT 保守サービス)は EOL 製品の保守が可能です。中古再生品市場で保守パーツが調達可能な限り、第三者保守を継続対応できます。
メーカー保守では EOL 製品の保守は原則できません。

第三者保守を利用するメリット

第三者保守には、コスト削減や運用の柔軟性向上など、企業にとって多くのメリットがあります。ここでは、代表的なメリットについて具体的に解説します。

IT 機器の維持費用を大幅に削減できる

安定稼働している既存システムをそのまま使い続けることで、IT 機器の維持費用や保守コストを大幅に削減できる点が大きなメリットです。
通常、メーカー保守の期間終了後に新たなシステムへ移行する場合、新しい機器の購入や構築に莫大な費用がかかります。

しかし、第三者保守を活用して現在のサーバーやシステムを継続利用すれば、リプレイスに伴う初期投資を抑えることができます。
結果として、浮いた予算をより戦略的な事業投資へ回すことが可能になります。

システムのリプレイス時期を柔軟に設定できる

メーカーの保守終了時期に縛られず、企業側の都合に合わせてシステムのリプレイス時期を柔軟に設定できることも重要な利点です。
大規模なシステムの移行には、予算の確保や要件定義、動作確認など多くの準備期間を要します。

第三者保守を導入して既存のハードウェアを延命させることで、人的リソースが不足している時期での無理な移行を避けることができます。
十分な時間をかけて、自社に最適な移行計画を立てることが可能になります。

第三者保守を利用する際の注意点

コスト削減や IT 機器の延命など多くの魅力がある第三者保守ですが、導入にあたってはいくつかの注意すべきポイントが存在します。
システムを安全に運用し続けるため、事前に確認しておくべき重要な点について解説します。

必要な交換用部材を確実に調達できるか

依頼先の会社が、自社のシステムに必要な保守部材を迅速に調達できるか確認することが非常に重要です。
海外メーカーの古い機器や希少なモデルの場合、市場で部材を見つけるのが困難なケースがあります。

そのため、国内外に幅広い調達ネットワークを持っているか、十分な数の部材を自社倉庫にストックしているベンダーを選ぶ必要があります。
万が一のトラブル時に交換用部材がないというリスクを避けるため、事前の在庫確認は欠かせません。

保守ベンダーの管理体制が整備されているか

障害発生時の管理体制やサポート体制が十分に整備されているかも注意すべきポイントです。
システムダウンは企業の業務に直結するため、エラー発生からエンジニアが駆けつけるまでの対応スピードを確認する必要があります。

加えて、24 時間 365 日体制で受け付けているかどうかも重要な比較要素です。
オンサイト保守やスポット保守など、自社の運用に合わせた柔軟なサービスが提供されているかを確認し、安心して任せられるパートナーを選定してください。

第三者保守に関するよくある質問

Q1. 第三者保守とは簡単にいうと何ですか?

A. メーカーのサポートが終了した IT 機器に対して、外部の専門業者が提供する保守サービスです。機器を買い替えずに使い続けたい場合に活用されます。

Q2. メーカー保守との一番の違いは何ですか?

A. 最大の違いはサポート範囲です。
メーカー保守はハード・ソフト・ライセンスまで含めた総合対応が可能ですが、第三者保守は主にハードウェアの障害対応に特化しています。

Q3. 第三者保守はなぜ安いのですか?

A.主に中古再生部材を活用することや、ハードウェア対応に特化しているため、メーカー保守と比べてコストを抑えることができる場合があります。

Q4. 第三者保守でも安心して利用できますか?

A. 実績のあるベンダーであれば問題なく利用できます。
ただし、部材調達力やサポート体制(24 時間対応など)を事前に確認することが重要です。

Q5. どんな企業に第三者保守は向いていますか?

A. 以下のような企業に向いています。
・IT コストを削減したい
・まだ使える機器を延命したい
・リプレイス時期を柔軟に調整したい

おわりに

本記事では、メーカー保守と第三者保守の違いや、それぞれの特徴について解説しました。

第三者保守は、コスト削減や IT 資産の有効活用といったメリットがある一方で、対応範囲や体制の見極めが重要となるサービスです。自社の運用状況や将来の IT 投資計画に応じて、最適な保守体制を選択することが求められます。

ネットワンネクストの「NEXT 保守サービス」では、豊富な実績と技術ナレッジをもとに、EOL 機器を含む幅広い IT 機器の安定運用をサポートしています。
保守コストの見直しやリプレイス計画にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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