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第三者保守

製造業向け機器延命ソリューション

目次

工場内のコスト削減の具体的な実施内容と第三者保守の活用方法

「コスト削減」特にOPEXの改善はどの企業でも、どの現場でも出てくる課題です。

おそらく一番初めに手掛けられるのは、不用品の整理や工程の見直しが多いのではないでしょうか。

目に見える不用品の廃棄や売却は分かりやすく手も付けやすいですし、

日々行われている工程の見直しについても、身近でこちらも手を付けやすいですよね。

今回は、なかなか目につきづらい「ICT機器の保守費用を削減する」についてお話ししてみたいと思います。

保守費用の削減は、仕入れ先への値引き交渉だけではなく、保守サービス内容の棚卸をしてみると、意外と削減できてしまう場合があります。

保守サービス内容の棚卸の第一歩は、当たり前ですが現在契約している保守契約の確認から始まります。

・導入されている機器の保守サービスレベル

・保守契約の対応内容

・そもそも対象機器が保守に入っているか

まずは、今一度確認してみてください。

確認が終わったら、ここからが本番です。

その機器に対して、現在の保守契約が適しているかの再検討を行ってください。

例えば、重要なライン上にある制御機器。もちろん本番稼働している機器については手厚い保守レベルが必要です。しかし、予備交換機の保守についてはどうでしょうか。

障害が発生した際、保守員が機器交換に駆け付けるまでのわずかな時間もロスしたくないという思いから予備交換機の準備をされているかと思いますが、多くのユーザが本番稼働機器と同時に予備交換機も購入しています。そしてそのまま本番稼働機器と予備交換機が同じサービスレベルの保守に加入ということも多いのではないでしょうか。

本番稼働している機器は、24時間365日の保守サービスレベルが必要となるかもしれませんが、予備交換機においても同レベルの対応は本当に必要でしょうか。

おそらく実際の現場運用と照らし合わせた場合、同レベルの対応は必要ないでしょう。

ソフトウェア保守やアプリケーション保守についても本当に必要な保守かどうかも見直しをするポイントとなります。実際にはソフトウェア、アプリケーションに関係なく、ハードウェアが正常に稼働していれば問題ないという環境も多くあります。メーカ保守の内容にはソフトウェア、アプリケーションに関する保守費用も自動的に含まれていることが多いため、ハードウェア修理のみの保守に変更することも検討の一つです。

このように保守サービス内容の棚卸をすることで、現在の契約がオーバースペックとなっていることを発見することができます。

「オーバースペック=コストの削減の余地がある」ということです。

ネットワンネクストが提供する第三者保守サービス利用で課題解決

契約がオーバースペックな状況があることが判明したら、次はどうやってその差分を埋めていくかが重要になってきます。

契約がオーバースペックであれば、既存の保守ベンダーとの調整が一般的です。しかしサービスレベルの選択肢がなく、ソフトウェアやアプリケーションの保守が必須となり、ハードウェア交換のみの保守サービスが用意されていない場合は、コストを削減できないこともあります。

そこで、ネットワンネクストが提供する第三者保守サービスをご利用いただくとこれらの課題は解決することができ、OPEXの改善につながります。

ネットワンネクストが提供するNEXT保守サービス(第三者保守)はハードウェアにフォーカスしたシンプルな保守サービスです。ソフトウェアやアプリケーションの保守が含まれていないため、通常の保守金額よりもコストを下げられる場合があります。

またオンサイトだけではなく、センドバック保守などメニューも充実しておりサービスレベルをある程度下げたとしても、不測の事態が起きた際の業務インパクトを最小限に抑えることが可能です。

場合によっては、交換は現地で実施するため「機器だけすぐに準備してほしい」といったご要望にもお応えできます。

ここまでは、既存の保守契約についてのOPEXの改善についてお伝えしてきました。この内容だけでも削減のイメージができたという方もいらっしゃるかと思います。

ただ、NEXT保守サービスで行えるコスト削減はこれだけではありません。一番大きなポイントは、既存機器の長期利用=リプレイス回数の削減(CAPEXの削減)です。

CAPEXの削減例

一般的なICT機器はメーカ側でサポート期間を設定されています。

その期間を超えたICT機器については保守サービスを受けることができません。しかしNEXT保守サービスはネットワンネクストが独自で調達した保守部材を利用したハードウェアにフォーカスしたシンプルな保守サービスです。

そのため、メーカの設定しているサポート期間に左右されることなく、保守サービスを続けることが可能です。

これは、メーカの保守サポート期間に合わせてリプレイスする必要がなくなるということです。

たとえば、メーカの保守サポート期間の約7年毎にリプレイスを行っていたのを10年に1度の実施にしたとすると、20年間で3度必要だったリプレイスが2度で完結します。

リプレイスにかかる費用は、機器購入費用だけでなく、そこに紐づく工数や構築費用、場合よってはこれまで使用していた機器の廃棄費用などとても高額になってきます。

それらの費用が1回分なくなるということは、場合によっては何千万円単位といった大きなCAPEXの削減へ繋がることでしょう。

NEXT保守サービス対象機器

サーバ機器

HPE ProLiantシリーズ、DELL PowerEdgeシリーズ、富士通 PRIMERGYシリーズ 他

ネットワーク機器

Ciscoルーター、Cisco Catalystシリーズ、Juniper EXシリーズ、Juniper SRXシリーズ、Aristaスイッチ他

ストレージ機器

NetApp FASシリーズ

最後に

NEXT保守サービスは、コスト削減のメリットだけなくデメリットも存在します。

また、保守の棚卸についてもお客様に合わせた内容でご提案させていただきますので

興味を持っていただけましたら弊社営業までお気軽にご相談ください。

また、保守契約のない機器運用は大変リスクがあります。保守契約棚卸の中で保守契約のない機器が確認できた場合もぜひご相談ください。

さっそく問い合わせてみる↓

お問い合わせフォーム|ネットワンネクスト株式会社 (netone-next.co.jp)

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