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インタビュー

【テクノプロ・ホールディングス株式会社】国内外約2万7千名が活用するITインフラを支えるパートナーへ

目次

国内および海外の拠点に約2万7千名(2022年6月末時点)の技術者・研究者を擁し、グローバルに事業を展開する技術系人材サービス企業、テクノプロ・ホールディングス様。「『技術』と『人』のチカラでお客さまと価値を共創し、持続可能な社会の実現に貢献する。』という同社のパーパスが表す通り、技術者派遣、技術コンサルティングなど“技術”と“人”を軸に、さまざまなサービスを提供している。グループ全体のITインフラ整備にあたり、第三者保守のパートナーとしてネットワンネクストを選んでいただいた理由などを、ITインフラ部のサルマ ビナヤ部長と、速水 章太郎担当課長にうかがいました。

テクノプロ・ホールディングス株式会社

ITインフラ部 部長 サルマ ビナヤ 様(以下:ビナヤ様)
ITインフラ部 担当課長 速水 章太郎 様(以下:速水様)

ITインフラ部の仕事と課題

普段の主な業務について教えて下さい

ビナヤ様:
私が責任者を務めるITインフラ部門としては、国内170ほどの拠点から海外に点在する各拠点の最適なITインフラ環境を構築することを主なミッションとしています。コアなインフラストラクチャーのほぼ全てを担っています。
グローバル全体を束ねており、リージョンによって業務アプリケーションの統一はなかなか難しいのですが、ITインフラレイヤーの面では国や地域に関係なく統一できると考え業務を推進しています。

ITインフラ構築時の困難な点とは?

速水様:
ITインフラ部は、データセンター、ネットワーク、プラットフォーム、クラウドのほかにサイバーセキュリティなど、幅広い業務を手がけています。拠点が国内外にあることに加え、関わるメンバーも2万7千名ほどを数え、物理的・技術的な課題は常に抱えています。それぞれのニーズを把握すると同時に、変化の著しいIT技術への対応も必須で、業務に影響を与えずにいかにプロダクティビティを維持して最適な環境を構築していくかと言うことが、日々の大きなチャレンジとなっています。

ネットワンネクストの理由

ネットワンネクストを選択した理由をお聞かせください

ビナヤ様:
私はテクノプロに在籍して12年ほどになりますが、常により良い環境を創出し、さらに進化させていくことに尽力してきました。以前はある大手ベンダーに運用保守を依頼していましたが、スイッチの故障頻度は多くないこともあって第三者保守を検討し始めました。
そして、ITインフラの構築に精度の高さや信頼性が必要であるのはもちろんですが、コスト面においても見直しを図っていた際に出逢ったのがネットワンネクストでした。
例えばICT機器はコストがかかるだけでなく変化も早い、またネットワーク機器に保守はあるべきというポリシーを持っていますが、あるものと無いものが混在するといったことも課題でした。何か障害が発生した際の対応も、ネットワンネクストには24時間と平日のメニューがありますが、当社としてはビジネスタイムがカバーできていれば良いなど、さまざまな課題を整理し改善していきたいと考えたときに、ネットワンネクストが我々のニーズにフィットしたのです。さらに言えば、Ciscoに精通している点もポイントでした。

ネットワンネクストの印象をお聞かせください

ビナヤ様:
ITインフラを支えるコアメンバーは現在7名です。その少ない人員で数万人規模ならびにグローバルなインフラを構築・運用していくため、パートナー企業の存在は非常に重要です。その意味においても、スピード、サポートともに、とても満足度が高いですね。
特にユニークなのが、ライセンスや各種サポート、タイミングなど細かな要望をヒアリングしご提案いただける点です。我々はビジネスハブとしてのITインフラ部にしたいと考えていますので、今後もいろいろな面でサポートいただけると有難いです。
速水様:
近年は特に、新たな拠点のオープンや拡張が多くICT機器も増える一方ですが、最近は新型コロナによるパンデミックの影響で新品のネットワーク機器の納入に時間がかかり、拠点の新設の期限に間に合わせるため在庫機器を利用することがありますが、保守に加入していないケースが出てくるといった問題です。ネットワンネクストはそういった課題も着実に解決してくださる印象です。
また、対応が速いという印象も持っています。障害が発生することは現時点ではほとんどありませんが、何か連絡をするとレスポンスがすぐにもらえるのはとても安心です。最近では約80%がテレワーク勤務になっていることもあり、ネットワークがダウンしたりすると非常にリスクが大きいのですが、費用面でも信頼面でもメリットを実感しています。

ご契約いただいているサービス

ご利用サービス:第三者保守サービス
サービスレベル:オンサイト交換、月~金、9:00~17:30
対象機器:Cisco Catalyst2960シリーズ Catalyst3560シリーズ

サーキュラーエコノミーへの取り組み

テクノプロ様はサーキュラーエコノミーへの取り組みを推進していますが、国と企業が連携して循環経済を推進する「J4CE(循環経済パートナーシップ)」(※1)にネットワンネクストが参加していることはご存じですか?

ビナヤ様:
詳細は知りませんでしたが、そのような取り組みをされていることは信頼の醸成に繋がります。我々はパートナー企業を選定する際に、その会社のビジョンや具体的な取り組みなどを非常に重視しています。元々ネットワンネクストのコンセプトに共感してパートナーとなっていますが、サーキュラーエコノミーというキーワードは今後さらに重要になりますので、何か一緒にできることはもっとあるのかも知れませんね。

(※1)ネットワーク機器の長期利用を実現するNetwork as a Service「循環経済パートナーシップ

メッセージ

今後ネットワンネクストに期待することを教えてください

ビナヤ様:
現時点での満足度は高いです。これから他にどんなサービスが提供できるのかを知りたいですし、関係性ももっと深めていきたい。将来的に協働していけることは数多くあると思っています。一緒に可能性を広げていきましょう。
速水様:
強いて言えばですが、より強力な技術サポートがあれば、さらに広い範囲で力になっていただけると思っています。現在は各拠点のローエンドのオンサイトサポートがメインですが、もっとハイエンドな機器にもサポートいただきより幅広く支えていただきたいですね。

貴重なお話をありがとうございました

テクノプロ・ホールディングス株式会社
https://www.technoproholdings.com/

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